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FP2級試験対策、独学におすすめのテキスト(参考書)の評判・口コミまとめ【2024-2025年向け】
合格率35%程度と難関であるFP2級試験に独学で挑戦するには、かなりの情報量を学習する事が求められますので、効率よく学習出来る質の良いテキストを選ぶ必要があります。本記事では、評判・口コミ等を交えつつ市販されているテキストをランキング形式で掲載致します。
基本的には入門者向けのFP3級資格と同じですが、FP2級向けのテキストを選ぶ重要なポイントは以下のとおりです。
FP2級のテキスト選びのポイント
- テキストと問題集はセットで購入した方が学習効率が良い
- テキストと問題集は同じ出版社(シリーズ)を選ぶと相性が良い
- 法改正・新論点に対応したテキスト・問題集であること
- 出版社のWEBページで各種情報提供が受けられると良い
FP2級試験対策のテキストは、試験対策向けのテキストと問題集がセットになっています。各出版社「◯◯シリーズ」と銘打って、書籍のウリをタイトルに当ててシリーズ化しているのが特徴となっています。
FP2級資格の出題範囲にかかる情報量は3級に比べて格段に増えますので、テキストを読破しているだけでは合格するのは困難であると考えます。テキスト+問題集をセットで購入して、テキストで得た情報を問題集で繰り返しアウトプットする事で定着化させましょう。
テキストと問題集は別冊となっていますので、それぞれ購入しなければなりませんので別の出版社で購入するのは手間です。テキストの学習内容と問題集は密接に連携していますので同一の出版社で同じシリーズを選ぶ方が良いと思います。
もし学習中に法改正があった場合、紙媒体であるテキストは静的な情報なので即時に追従する事がどうしても出来ません。法改正に追従した情報は、各出版社のホームページ公開してくれますのでチェックしましょう。
最近のテキストは重要ポイントや過去問をダウンロードできるシリアルナンバーが付属しているものもありますので、スマートフォンにダウンロードして通勤・通学で学習できるように配慮されている事も多くなっています。
Amazonの場合は書籍の中身をオンラインで確認できるものもあり、 アイコンが付与されていますので、内容をチェックしてみましょう。
テキストや問題集をご購入の際は、念の為必ず対応年度をチェックするようにして下さい。
管理人からのお知らせとコメント
- 5月~6月上旬は各出版各社のFP資格対策本の改訂が入る時期となっています。
- 情報更新済みの書籍には発売日に アイコンを付与しています。
- Amazonの「試し読み」は、最新改定版の書籍について現時点で一部機能していないシリーズがありますので、チェックしたい場合はお手数ですが旧版の書籍でお願いいたします。
新版を素早くチェックする方法!
ご覧になったタイミングによっては、新版が発売されている可能性があります。Amazonですと新版が発売されている場合は、以下の様に「新版があります」と表示されますのでチェックに活用してください。
FP3級試験対策本をお探しの方は、以下の記事を参考にしてみて下さい。
この記事の目次
FP2級テキストを選ぶ前に受験条件をチェック
「早速テキストを選ぼう!」ちょっとその前に、2級FP技能士試験を受験するためには、受験条件があります!ので、ご自身が受験条件を満たしているかチェックしてから書籍を購入するようにしましょう。
FP2級は、FP3級をクリアしている等一定の受験条件を満たしていないと受験できないから気をつけてね!
え?!そうなの?!いきなり2級を受けじゃ駄目なんだ!あぶなかったよ~。
はい、メイドちゃんの言う通り一定の条件があります。条件をかいつまんで板書に記載しておきましたので目を通しておいて下さい。一番無難なのは、FP3級にきっちり合格してからステップアップする方式です。
FP2級の受験条件
- FP3級に合格していること
- FP業務に関して2年以上の実務経験を有すること
- 厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者であること
- 日本FP協会が認定するAFP認定研修(基本課程)を修了していること 等
AFP認定研修(基本課程)は、通信講座がコースを開設していますので、修了すると一気に2級の受験条件とAFP認定の条件が整う事になりますのでおすすめです。受験条件の情報は以下の記事を参照してください。
みんなが欲しかった! シリーズ テキスト&問題集
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みんなが欲しかった! シリーズの特徴
- イメージがわくオールカラーの板書
- 基本問題で知識を定着
- 理解を深める「ひとこと」
- スマホ・赤シートでいつでもどこでも学習OK
- 2冊に分けて分冊することで持ち運びに便利
「みんなが欲しかった!」シリーズは資格の学校TACがが制作している、FP2級向けの学習本となります。
資格の学校TACは豊富なFP資格講座をラインナップで、3級~1級・AFP・CFP・認定研修までFP技能士試験に関わる全ての講座コースを開設する対応力の高さがウリです。多数の受講生から得た経験情報を元に構築した学習ノウハウを、一番受講者層の厚いFP2級の学習本に集約していると言えます。
全編フルカラー印刷で、重要部分は「板書」と言う形でピックアップ解説する事で理解度の向上を図っています。全体的に抑えめな色使いで、長時間学習でも眼精疲労を抑える事が出来ます。
本文をしっかり読んだら、すぐに問題演習で学習した知識をすぐにアウトプットすることで記憶の定着を早める効果が見込めます。
問題集は学科だけでなく実技にも対応しており、最後に本試験問題も1回分収載しているので、本番対策も可能です。実技試験は、金財(個人資産相談業務・生保顧客資産相談業務)と日本FP協会(資産設計提案業務)の両団体に対応しています。
ファイナンシャルプランナー資格学習本としてベストセラーの書籍となっており、FP2級の市販テキストとしては王道且つスタンダードな良書と言えます。
評判・口コミ情報 テキスト購入者 高評価
基本に忠実
内容としては結構な量だが、このくらいは必要でしょうという、至って標準的なボリューム。ポイントを絞って解説というよりは、基本に忠実に丁寧に解説するというスタンス。
これは大事な事なので、いたずらに「ポイントだけ」とならない方が良いと思う。色も豊富で、紙面からの硬さは感じない。とはいえ「砕けた表現」でもないので、これもスタンダードな感じ。
文字フォントに手書き風が入っていたり、読むときの抵抗感を減らそうという工夫は随所にみられる。持ち運びに便利なように二つに分冊できるので、合間時間での勉強にも使える。「魔法のように」とあるけど、勉強は王道が一番。真正面から丁寧に勉強するならばこうしたものがお勧め。
一感のある丁寧な内容とすっきりとした読みやすさが嬉しい書籍
統一感のある分かりやすく丁寧な内容とすっきりとした快適な読みやすさが特長の書籍です。
実際に読み進める中で最初に感じたのは、丁寧な内容が魅力の参考書という事でした。
特に、キーワードだけではなく、重要な項目には十分で丁寧な説明が加えられ、安心感を感じながら学習を進められるのはとても気に入っています。
また、内容自体も全体的な統一感がしっかりと感じられ、それまでの学習項目に新しい項目を積み上げていくような着実な学習を継続できるのも好印象です。
さらに、最新の参考書らしい読みやすさやイメージによる理解をサポートするレイアウトなども工夫されているのも嬉しいと感じるメリットの1つです。
そういった意味で、統一感のある丁寧な内容とすっきりとした読みやすさが嬉しい書籍と言えます。
評判・口コミ情報 テキスト購入者 低評価
もろもろ分かっている人向けかも
3級と同じく、図解+簡易な記述でとっつき易くなっています。ただ、本書だけで勉強を完結するのは難しいと思います。まず記述が簡易過ぎるので、制度趣旨や立法趣旨は問題集や参考書で補強する必要があります。
問題演習も必要になるので、各自で用意しなくてはなりません。その点では、本書は余白が多いので、他の教材で得た知識を余白や付箋に書いて補強する or 色々勉強した人が最後の確認に使うといった使い方をお勧めします。
良いけど
内容が基本暗記必須なことから、私は魔法のように頭には入らず繰り返し覚えました。カテゴリによって、絵が入っていて文字が大きく詳しく書いてあるところと、文字が入ってる表のみで記載されて、あと覚えといてねって感じのとこがあります。
問題集の方を解きながらこっちを何度か読んだりして勉強しました。試験は受かりました。なので問題集と併用すれば合格できます。
総合評価
FP2級は学習範囲が広くテキストが分厚くなってしまうのですが、CHAPTER1~CHAPTER3とCHAPTER4~CHAPTER6の2冊に分けて分冊されているので携帯性も考慮されています。
また、編集が上手く読み手に配慮されていますので、情報量の多さも上手くカバー出来ていると思います。とは言え初学者の方が本書を手にとったら「分厚いなあ」と思われる事と思います(まあ、コレでもだいぶ絞って記載しているとは思いますけど)。
テキストの内容をガッツリ通勤・通学で学習するのは情報量の多さも相まって中々気が重いかもしれませんが、板書部分だけならスッキリと頭に入って来やすいのでおすすめです。一気に覚えると挫折するので、基礎となる記憶を定着させてそこから厚みを増していく形の学習が良いかと思います。
スマホ学習に対応していますので、通勤・通学の学習に活用してみましょう。
ユーキャンの資格試験シリーズ テキスト&問題集
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ユーキャンの資格試験シリーズの特徴
- 42日で学習完成!高効率学習テキスト
- テキスト全ページオールカラーで見やすい構成
- 1日の学習の終わりに「練習問題」で記憶のアウトプット
皆様御存知のユーキャンが出版しているテキストです。
ユーキャンは多数の通信講座を運営しており、教材製作のノウハウは十分すぎる程持っていますので、編集・ポイントの絞り方は1つ上の出来栄えであることが、見ただけで伝わって来ます(とにかく見やすいテキストです)。
テキストは、毎日10~15ページ程度の進捗で最短42日間で一通りの学習を終える事も可能な程内容は洗練されています。FPの出題科目は6科目なので単純計算で42日 ÷ 6 = 7日/1科目 という事になります。
毎日の学習の終わりには、◯×形式の練習問題がついてきますので理解度をチェックする事が可能です。テキストによる学習を素早く終えて、早い段階で問題集を解くフェーズに移行することで、早期に実践力の底上げを行う狙いがあると思います。
問題集は、オリジナル予想模擬試験がついており学科・実技試験に対応しています。実技試験は、金財(個人資産相談業務・生保顧客資産相談業務)と日本FP協会(資産設計提案業務)に対応しています。
評判・口コミ情報 テキスト購入者 高評価
勉強のスケジュールと目標を立てやすい
1日に学習すべきものを10~16ページほどにまとめ、42日間で全体を網羅しています。これで全てだとはいえませんが、この内容を理解できれば、あとは少しずつ広げて学習すればいいでしょう。
1日20ページもないので、丸暗記する覚悟で臨んでも結構いけるんじゃないでしょうか。無理をせず、基本を叩き込むにはスケジュールを組んで勉強しやすい教材だと思います。
昨年「みんなが欲しかった! FPの教科書」をレビューしましたが、どちらがいいかは一長一短ですね。みんなが欲しかった・・・は、二部構成で少々分厚い印象はありますが、FP2級ではこれぐらいの情報量が最低限と思われます。
一報こちらのFPの学校は、ページの用紙が少々薄いので、全体としては、みんなが欲しかった・・・よりは薄めです。それでも、情報量は最低限収められているので、両方ともページ数的には500ページを超えています。
持ち歩くには両方ともちょっと重いかなと。2冊に分解できる、みんなが欲しかった・・・がその点では少々有利。ただし、私の好みで言うと、紙質はこちらのFPの学校のほうが好きなので、ページはめくりやすいです。あくまでも個人的な意見なので。
このFPの学校は、これだけの情報量のあるものを勉強するぞって言うときに、42日間という目標も立てやすいし、一つずつ終わった、という積み重ねを実感しながら進められるのはいいです。
42日間で全てを習得出来るとは言えないが、学習効率向上への配慮は強く感じられる
同資格講座も開設されている【ユーキャン】のテキストで、概ね学科試験をターゲットにされています。
【FP3】からは難易度がググッと上がって、合格率も半分程度に下がる本資格ですが、本書は独学挑戦者向けに試験概要から丁寧に説明されているので、講座を受講していない方にも優しい内容となっています。
書面は全頁、老眼にも優しいクッキリとした書体で記され、フルカラー印刷も大きく活用されています。最も利便性を感じる点としては、重要語句が赤文字で記されているので、別途半透明の『赤い下敷き』を用意すれば、目隠し反復学習が可能です。
また、各章毎にテーマ色として虹彩色を割り当ててあり、辞書の様に小口見出しから目的の箇所を引き易い利点も完備しています。一方で、本資格は文字と数字での解説するべき事項が圧倒的に多く、図表の掲載は意外と控えめで、そちらにはあまりフルカラー印刷は有効活用されていません。
ただ、表紙に描かれている【猫先生】は、各所要点でコラム的なアドバイスを入れてくれるので、学習効率向上だけで無く、書面上をポップな癒しで飾ってくれています。
書面構成は徹底的な教科書仕立てであり、上述通り反復学習こそ可能ではありますが、練習問題は腕試しと呼ぶのもおこがましい軽い物が、各所末尾に用意されているのみなので、別途問題集の併用が望ましいです。
反面、索引には700語程ビッチリと用語が並べられていますので、困った時に回帰する為のテキストとしては、とても扱い易いです。
本書の大きさは、小判ではありますが重さは600g超&厚さ2cm以上と準鈍器級で、分冊も出来ない仕様なので携行学習には少し向きません。加えて通販購入時には、ポスト投函が困難なので、対面受け取りが必要になりそうです。
尚、法改正や誤植等による訂正情報は、同社HPにて公開される事となっていますので、購入後1度は確認される事をお勧めします。
評判・口コミ情報 テキスト購入者 低評価
解りやすいのに残念なテキスト
今まで色んな試験をユーキャンの通信や市販テキストで乗り切って来たので今回も選びましたが、問題数が少ないので問題集は別のところのを選びました。基本テキストはわかりやすく、フルカラーのテキストなのに蛍光ペンの色も目立ち、割と気に入ってました。
が、一単元を終えた時に、別会社の問題集を開いてみたら聞いたことのない単語がチラホラ。まあテキストは基本的に読み流して、問題で詰まったら熟読するという勉強法なので気にしてなかったのですが、実際のところは読み流しや読み飛ばしではなく、本当にその単語はユーキャンのテキストには載っていない、というのがいくつか見受けられました。
勿論テキストで全体を掴んで問題集で補完するという流れで、テキストと問題集をセットにしてこそだ、という意見もあるかもしれませんが、それならなおのこと問題集の問題数の少なさが気になりますし。
基本テキストはわかりやすいのは勿論ですが、辞書的な役割も持ち合わせて欲しいと思っているので、これだけで勉強を進めて良いのか、少し不安になりました。
結論として。ユーキャン以外のところの問題集、過去問、あとはインターネットでの単語調べなどで知識を補完する必要はあります。
一日の勉強量が多いのが気になりますが…
42日間で学習完成を謳う、学習期限を決めた内容で、配分が分からないという人には向いてるなって思いました。ただ、一日の配分が多いような気がします。
これなら、あと10日増やしてもいいので、ゆとりを持たせたほうが良いなぁと思ったのが正直な感想です。フルカラー&適度な表の配置で読みやすいことは確かです。
索引もしっかりしてて、オススメの一冊だって思いました。
総合評価
ユーキャンの資格本は総じて、出るトコだけに相当絞っている印象がありますので、予備知識や深掘りした情報が気になる方にとってはどうしても情報量不足という印象を受けられると思います。
上記は低評価口コミの方にもチラホラ同一の意見が見受けられましたし、過去何度もユーキャンの資格本を使用した事がある管理人も同意見です。
ただ、得てして合格のためのエッセンスを絞り込んだテキストというのは、情報が不足するのは致し方無いと割り切って考えた方が良いと思います。絞り込んだ内容だからこそ、途中挫折せずに最後までやりきる事が出来ると思います。
やりきれば基礎力はしっかり身についていると言えますので、問題はコレをどう伸ばすかです。情報不足を補うためにどのような戦略を取るかですが、2つ考えられます。1つは問題集や過去問を解きまくること、2つ目は別のシリーズのテキストを別途購入する事です。
1つめは、体で覚える王道的方法となりますが、FP2級であれば十分通用するとは思います。2つ目はどうしてもコストが掛かる点がデメリットですが、管理人としてはかなりお勧めの方法だったりします。
同一の科目であっても、別のテキストでは一度理解した箇所を異なる視点で解説しますので、記憶力の定着度が段違いです。
史上最強シリーズ テキスト&問題集
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史上最強シリーズの特徴
- 本試験に出現する問題の90%以上を手厚くカバー
- ムダな勉強は一切なし!最短・最速で合格へ
- 例題と過去問で知識を定着!別冊「頻出問題チェック集」
過去数年分の学科試験・実技試験の全問題をデータベース化して出題率・頻出パターンから構成された本書は、本試験に出現する問題の90%以上をカバーする手厚い情報量がウリです。
学習途中で湧き上がる疑問を、他の書籍では届かなかった細かい知識にも突っ込んだ情報を記載する事で、解決してくれると言えます。
また、解説数ページと対になる確認問題が短いスパンでバランスよく繰り返されるので、長期にわたるFP2級の学習でもポイントを押さえながら継続可能な構成となっています。
問題集についても情報量が豊富で、FP検定2級の90%以上の問題を解くことが出きます。また、別冊の「頻出順TOP60合格BOOK」だけで出題の70%以上をカバーしていますので、本試験前の直前期対策や速習に威力を発揮します。
不要な知識、難問、珍問はバッサリカットしており、付属の赤シートでキーワードを隠しながらのチェック学習もOKです。情報量・精度共に史上最強を目指した良書と言えます。
評判・口コミ情報 テキスト購入者 高評価
テキストと問題がスモールステップでまとまっている
1つ前の年度のものを実際に使った感想です。まとまった時間が取りにくい人、長い時間集中出来ない人にもおすすめです。
テキスト部分3~10ページくらいと問題部分1~3ページくらいが交互に出て来る、スモールステップ形式。1日最低ワンステップやるような感じで進められるので、やりやすい。テキストの後すぐに問題を解けるのも効率が良い。
実務でも扱う分野があるので人より有利でしたが、とにかくこのテキスト1回しで余裕で受かりました。個人的にはかなりおすすめ。他の資格試験の参考書も作って欲しい。
確かに最強かも。「超まとめ本」
このテキストは本当によく研究されていて、「史上最強のFP教材をつくる」「赤枠の部分を覚えていけば確実に合格できる」と強気な説明があるのも納得できる。言葉使い、分かり易さ、見易さ、美しい色使い、ポイントのまとめ方、必要充分なボリュームなど、どれも満点と思う。
厳選トレーニング問題もあり「試験対策書」や「超まとめ本」と呼ぶ方がぴったり。ただし網羅的な読みものとしての教科書をイメージされている方は別を探したほうがいいかも。
私の教材選択のポイントは、問題集は試験と同文字主体でシンプルで見やすさ重視、逆にテキストはカラフルでポイントが上手にまとまっているもの、という役割分担にこだわった。
余談だが、テキスト作りにもセンスが要求されると思う。昨年1年間で12の検定試験に合格してきたから、教材の出来映えが学習効率に影響が大きいことを痛感してきたし、合わない物は迷わず買い替える性格だ。自分に合う信頼できる教材に出会うと勉強が楽しい。
評判・口コミ情報 テキスト購入者 低評価
可もなく不可もなく
このテキストを使ってFP2級の勉強しました。内容は良いですが、他の出版社のテキストだともっとページ数が短いのに、本テキストは長いです。学科については重要じゃない論点も網羅してしまい、量が多くかえって試験勉強の妨げになっていると思います。
ただし、これとセットになっている問題集は非常に良い出来です。実技もピンポイントで出題があり、量もコンパクトで素晴らしい内容でした。このテキストを使うなら、ざっと全体に目を通すだけで、さっさと問題集を解答することに力を注いだ方が良いです。
まぁまぁ・・・改善点はあり
内容は勉強中なので評価できませんが、書き方は見やすくてとても良かったです。改善点としては、1冊をそのままカバンで持ち運ぶのは重いので、各項目毎に切り取れるようになっていると親切だと思います(しょうがないので自分でカッターで切り取りました)。
総合評価
史上最強シリーズは、出題カバー率が最大のアピールポイントです。FP3級向けにも同書は出版されていますが、そちらも他社に比べて情報量が比較的多めとなっています。口コミでも情報量の多さをデメリットとして挙げている方もいらっしゃいますね。
情報が少ないのは出る所に絞っているというメリットもあるのですが、気になってしまった箇所や問題集でわからない所が出てきた場合に、自分で調べる手間が出てきますので、管理人的には「ん?なんだこれ?」と疑問符が付くようなケースは極力避けたいと考えています。
それこそ気になって気になってしまって先に進めません、一度気になったら徹底的に調べてしまいます。「ココはそういうもんだ」という割り切りが中々出来ない性分なもので・・・。
1冊あれば試験対策+日常生活にも役立つバイブル的な書籍が理想ですが、FP資格本として本書はそれに近いと感じます。情報量は多めですが、適度な行間は保たれており、図表も用いられていますので全体的にスタイリッシュにまとまった編集となっています。
ゼロからスタート! シリーズ テキスト&問題集
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ゼロからスタート! シリーズの特徴
- 全ページオールカラーのテキスト
- 図解で学ぶ直感的な解説
- 短期間で読み切れる見開き構成
- LECだから可能な的中率抜群の模擬試験
「ゼロからスタート!」シリーズは、LEC(東京リーガルマインド)の人気講師が監修するFP対策本となります。
資格指導実績25年以上の実績をそのままFP対策本に凝縮しており、テキストは見開き構成という特徴的な編集で、短期間でのインプットを可能としています。膨大なFP2級の試験範囲がかなりコンパクトにまとめられています。
オールカラーのテキストはポイント毎に配色が変えられており、「ワンポイント」「講師のコメント」など基本的なギミックが揃っているため知識が整理しやすい編集です。シリーズこだわりの理解しやすい図解には、講師の腕や資格学校の指導ノウハウが光ります。
問題集は長年の指導実績、多数の合格者の傾向を分析して構築されています。頻出ポイントだけを厳選したLECのオリジナル問題は、精度が高く実力を素早く底上げするのに威力を発揮します。
LECのFP講座は高い的中率を誇る模擬試験を行うノウハウを持っているのですが、通常は受講生しかその恩恵を受ける事が出来ません。問題集には模擬試験を収録しているため、こなしておくと本試験に有利に臨む事が可能となります。
ゼロからスタートシリーズは、資格学校のLECが手掛けるFP対策本として近年人気急上昇中のシリーズとなっています。
評判・口コミ情報 テキスト購入者 高評価
楽しみながら一冊をマスターできる
とても読みやすくて、楽しみながら一冊をマスターできるような感じです。余計なことは書かれておらず、それでいて必要事項をきちんと網羅しています。
オールカラーのテキストは今どき珍しくはありませんが、こちらの本は特によく色彩配分がなされていて、目に入りやすいように工夫されています。小確認テストのようなものは無いので却ってリズムを狂わされずに、一通り読み進めることが出来ます。
「どの教科書が良いだろう」と迷われている方に、お勧めできるテキストです。
解説コラム・図版が多め
このテキストはわかりやすい本文と解説コラム・図版が多めでFP2級の学習が進めやすいです。オールカラーで読みやすいうえ、キャッシュフローやバランスシート、図表にも著者のワンポイント解説が入っていて読み手が理解しやすくなっています。
また、専門用語も丁寧にショートコラムで解説しているのでテキスト本文を読んでいて「この用語の意味は?」と首を傾げることも少ないと思います。
勉強を始めたい方向け
2級の割に本は薄めなので、最初の1冊としては始めやすいとおもいます。テキストはあくまでも教科書で、練習問題はありませんのでこの本とは別に問題集は必須です。
解説自体はしっかりとされていますが、分かりやすくかみ砕いた表現は少なく、学生時代の教科書を読んでいる印象。図表などもしっかり入っています。
2級の受験資格には3級の取得か、実務経験2年以上などといった条件があります。実務経験を利用して2級から受けるという方には、とっかかりとして勉強を始めるには十分だと思います。
評判・口コミ情報 テキスト購入者 低評価
3級だとこれくらいでもよいかな?
見出し用にかならず左ページを使っているという特徴があって、索引的に使うのはよいのですが、多少無理にコンパクトにしているかな、という印象があります。
テキストとしては2級については用語の詳細な解説がポイントになるわけですが、いくつかのテキストを比較した上では一番内容は薄いというイメージでした。
3級ですとこれくらいでもよいかな、と思うのですが、2級ですと、これと問題集をあわせても用語の理解不足が出てきそうですので、用語集なり補強用の教材は必要そうですね。
私にはもう少し噛み砕いた説明が必要
LEC講師が作成したテキストです、普段の講義などで使われてる要点が書かれていると思われますが、やはり難しいです。私にはもう少し噛み砕いた説明が必要と感じました。
総合評価
図解を前面に押し出した編集は大変捉えやすく、講義形式の進行なので「資格学校の授業をそのままテキストにしました」というクオリティだと思います。ただ、LECという資格学校のカラーがかなり強めに出ているので、この点は好き嫌いがあるかもしれませんね。
テキストの出来はかなり良いと思うのですがかなり情報量を絞っている印象なので、FP2級に関してはゼロスタートとは言いながらFP3級レベルの知識があったほうが理解しやすいと思います。
LECのFP資格講座は低離脱率を誇っており、テキストにも飽きさせない・諦めさせない工夫が随所に見られます。独学では講師がいないので、このような工夫は学習のモチベーション維持の観点で大切ですね。
テキストが目に止まりやすいですが、問題集はLECの総力を上げて解析・厳選した問題をセレクトしていると思いますので、実はかなり価値があると思います。大手資格学校が持つ豊富な経験情報が為せる技だと思います。
FP2級試験対策、独学におすすめのテキスト(参考書)、総括
今回は、FP2級資格向けの市販テキストについて、おすすめをまとめてみました。
FP3級を市販テキストで独学で突破された方は、その時利用していたテキストの良い所、悪い所を十分把握されていると思いますので「前使っていたテキストはイマイチだったなあ・・・」という方は、FP2級受験にあたってテキストを買い変えてみようとお考えの方も多いと思います。
また、FP3級は独学で合格したものの、「FP2級は難易度的に資格講座の力を借りたい」とお考えの方は、比較的リーズナブルに受講できる通信講座もありますので、併せて検討してみてくださいね。
以下の記事では、最新の割引・キャンペーン情報を随時更新しています。価格的に的に受講を断念していた通信講座も、思わぬ低価格で受講する事も可能かもしれませんので、ぜひ旬の情報をチェックしてみてくださいね。