スタディングのFP通信講座は、会社の行き帰りなどのスキマ時間を活用して学習出来る画期的な学習システム(e-ラーニング)が特徴です。
紙媒体のテキストやDVD等のメディアを一切使わずにオンラインの学習システムのみで合格実績をあげており、忙しい現代人にマッチした次世代の学習方法と言えそうです。
近年急速に知名度を上げてきたスタディングですが、一体どのような学習システムを使って受講者を合格へ導いているのでしょうか。学習システムに注力した講座なので、システム的な配慮や面白い機能などレポートする事柄が満載となっています。
次世代の学習方法とは果たしてどのようなものなのか、スタディングのFP通信講座を探ってみましょう。

この記事の目次
スタディングの簡易スペック表
コース講座一覧 | |
講座名 | 講座の概要 |
FP3級・2級セットコース | FP3級・2級のすべての科目の講座が含まれるコース |
FP2級合格コース | FP3級に合格されている方向けのコース |
FP3級合格コース | FPの勉強が初めての方向けのコース |
FP講座各コース更新版 | 旧年度版の講座を購入済みの方向けの新年度版へのアップデート |
学習スタイル | |
通信講座 | |
教材一覧 | |
テキスト | オリジナルWEBテキスト |
講義動画・音声 | 講座専用環境で撮影された高解像度・高音質動画 |
e-ラーニングシステム | マルチデバイス対応高機能学習システム |
サポート体制 | |
|
|
割引・キャンペーン等 | |
|
|
AFP認定研修対象講座 | |
該当なし | |
教育訓練給付制度の指定講座 | |
該当なし | |
公式サイト | |
![]() |
|
SNS情報 | |
スタディング公式Facebook スタディング公式twitter スタディング公式youtube |

スタディングのFP通信講座の強みをチェック
スタディングはICTシステム特化型の通信講座なので、他の一般的な資格講座とは全く異なった特徴を持っている事が期待出来そうです。FP資格試験に立ち向かうだけの力がオンラインの学習システムに備わっているのか?じっくりみていきましょう。
時間と場所を選ばない完全オンライン学習スタイル
スタディングのFP通信講座は、従来の資格講座とは異なり紙媒体のテキストや過去問は存在せず、WEBテキストやシステム内に組み込まれた問題集で学習する事になります。紙媒体が存在しない事で、通勤時間・移動時間・電車内・車での通勤中・昼休み・待ち時間など場所と時間を選ばずに学習をすることが可能です。
最近の通信講座はITシステムを用いた学習システムを提供している通信講座も多く、現在一種のトレンドとなっています。しかし、取ってつけたような雑なシステムであったり、動画の状態が悪かったりシステムのユーザビリティが極端に低かったり、本講座のDVDを垂れ流しているだけと言った事が多いのも事実です。
これではせっかくのスマートデバイスを用いた学習にも関わらず、宝の持ち腐れとなってしまいます。しばらくすると視聴しなくなるのがオチです。
スタディングは最初からITシステムに特化した通信講座に特化して、オンラインで学習する講座であることを前提に作られていますから、ムダが無く最適化・洗練されています。
そのため、お手軽に学習を進める事が可能ですから、途中で挫折する事無く気楽に続ける事が出来るようになっています。

効率的な情報インプットを促す講義動画
![]() |
![]() |
講義動画は専用スタジオでの収録となっていますので、映像・音声ともに明瞭です。解説ポイントを映し出したボードに講師をクロマキー合成する編集となっており、仮想(バーチャル)空間っぽい教室で講義が行われます。
かなりポイントを絞った情報が大きめに映し出されますので、初学者の方は最初に動画を見てポイントを抑えてからWEB版テキストで情報をインプットすると効率が良さそうです。
講義音声はmp3形式でダウンロード可能なので、スマホやipod等に入れて聞き流しの学習にも威力を発揮します。ビットレートは128kbpsですが、音楽を聞くわけではないので十分な音質と言えます。
再生速度は、「通常~3倍速」まで選択可能ですから一度聞いた講義は1.5倍ぐらいの速度にすることで時間短縮に繋がります。また、通勤時間的に1講義がどうしても中途半端になってしまう場合、再生速度を上げて会社に到着する頃にピッタリ講義が終わるように調整するのに活用出来ます。
スマホやタブレットの通信容量や速度が気になる方は、画質の調整が可能で画質「低~高」が選択出来ます。低画質で再生してみましたが、講師の動きが多少カクカクするだけで文字が潰れるというわけではなさそうなので、どうもフレームレートが落ちるだけっぽいですね(考えられてます)。
尚、専用アプリ「スタディングアプリ for iOS」を使えば、講義動画をダウンロードする事が可能となっています。Wi-Fiで事前ダウンロードしておけば、ストレスフリーで視聴できますね。
担当講師プロフィール
主任講師の「島田 慶生」氏は、AFPと中小企業診断士のダブルライセンサーです。M&Aや経営部門で活躍された人材育成のプロと言う肩書を持っておられる方で、物腰の柔らかい講義が特徴です。
FP講座の開発を手がけられており、主にFPの基礎知識のインプット講義を担当されています。スタディングの絞り込まれてたテキストに、独自の見識を加えて解説をされています。
担当講師「松原 明壱」氏は、予備校勤務・塾講師を経て通信教育会社の講師経験を持つ、講義のプロフェッショナルです。淡々と進む解説は聞き取りやすく、キャッシュ・フローの解説では、計算根拠をシンプルにわかりやすく解説されています。
講義動画と連動したWEBに最適化されたテキスト
![]() |
![]() |
講義動画に対応したWEBテキストはスタディングオリジナルで、フルカラーで図表を効果的に用いています。テキストは講義動画のレジュメ(要約版)かと思いきや、内容は資格学習本として成立する内容の濃さと要点の絞り方と言えます。
そのため、WEBテキストをナナメ読みした後に講義動画を視聴すると記憶の定着度は段違いと考えます。
「WEBテキストだけじゃ頭に入ってこない!ノートに書きたい!」という方もいらっしゃるかもしれません。一応紙媒体として印刷する事も可能なので、印刷して書きこみするのも良いでしょう。
しかしせっかくWEBテキストで学習しているのですから、PCをお持ちでしたら自分流のポイントをExcelやWordに書き出して自分オリジナルのレジュメを作ってみてはどうでしょうか。
この方法は面倒くさいですが管理人がよくやる学習方法です。テキストを見ながら、あるいは動画を視聴しながらExcelにポイントを整理して仕上げて行きます。一通り学習が終わる頃には、要点と自分が苦手な箇所だけがまとまったレジュメが出来上がっています。
しかし、スタディングではこのような面倒くさい作業すら不要となるように「要点まとめシート(教材)」を用意してくれています。
要点まとめシートは暗記すべき内容だけをギュッと凝縮した教材となっており、自分でノートを作成する必要すらなくなってしまいます。要点まとめシートは学科・実技試験に最短最速で到達するためのツールとして提供されています。

「要点まとめシート」の内容にかなり自信があるようで、公式ホームページではアピールポイントとして記載されていますね。
無理なく実力を付ける問題集
![]() |
![]() |
システムの学習フロー(流れ)として、動画・テキストの学習から次へ進むと、簡易的な「スマート問題集」をこなすステップに自動的に移行することが出来るようになっています。動画やテキストで情報をインプットした後は、すぐに問題を解いてアウトプットすることが記憶の定着に効果的ですね。
1つの科目を学習したら「セレクト過去問集」に取り組みます。これはいわば1科目全体のおまとめ版となっており、実際の過去問題からよく出題されるテーマを集めた問題演習です。
問題集はスマホでポチポチと押しながら取り組む事が出来る手軽さなので、繰り返し学習に最適です。スキマ時間は暇さえあれば問題集を解いておけば、得点力の底上げにかなり貢献してくれますので、ゲーム感覚で他の受講者と競いながら取り組むと良いでしょう。
問題集はかなり多機能でありながら、洗練されたシステムとなっていますので使いやすいと思います。しっかりしたシステムのコンセプトがあってこそのクオリティだと思います。
システムの主な特徴を続けて記載しておきます。
■統計的情報の表示 | |
![]() |
|
|
演習問題は出題モードの選択が可能となっており、問題のランダム出題などはITシステムならではの便利機能と言えます。何度も問題を解いていると出題順を覚えてしまいますので、変化をつけて脳への刺激を促すためにランダムモードで取り組む事をおすすめします。
■演習問題は出題モードの選択が可能 | |
![]() |
|
モード名 | 内容 |
練習モード | 問題と解説が交互に表示されるので解けなかった問題はすぐに解説を読んで理解する事が出来ます。試験問題順とランダム出題モードが選択可能です。 |
本番モード | 解説無しの本番形式で全ての問題に回答するモードとなっています。オプションで制限時間のあり・なしを選択する事が出来ます。時間感覚を磨くためにも制限時間ありでチャレンジしましょう。 |
復習モード | 練習・本番モードにチャレンジした後に選択出来る様になるモードです。前回間違えた問題のみに絞ったり、要復習にチェックした問題から出題されますので弱点の克服に役立ちます。 |
その他、動作させていて面白いと思った機能は以下の通りです。問題集の結果詳細はかなり事細かに表示されており、全受講者の正答率も表示されますので程よく負けん気を呼び起こす配慮がされています。
■その他のおもしろ機能 | |
機能名 | 内容 |
問題を再開するボタン |
![]() 中断機能により、例えば通勤電車の乗り換え等で中途半端になってしまっても途中から再開する事が可能となっています。 |
電卓ボタン |
![]() 押すと電卓が表示されます。ファイナンシャルプランナー資格ならではのGOODな配慮と言えます。 |
結果詳細 | 解答に要した時間、問題ごとの全受講者の正答率、自分のメモなどが履歴として記録されます。 |

文字や画像では表現の限界があるので、無料体験講座で実際に問題集を動作させてみることをお勧め致します。社会保険(公的医療保険)が無料サンプルとして体験出来るのですが、当サイトの管理人は適当に問題を解いていたらまさかのギリギリ不合格だったためにやり直したと言ってましたね・・・。
スキマ時間を使い尽くす学習カリキュラム
行きの電車は講義動画・WEBテキストで情報をインプットして、帰りの電車は問題集ですぐに情報をアウトプット、なんて離れ業もスマホ1つで可能です。スタディングのFP通信講座は、情報のインプット・アウトプットを何度も回転させる事で得点力の底上げを狙う学習カリキュラムとなっています。
カリキュラムは、大きく4つのステップに分割することが出来ます。以下に具体的な例を挙げて記載してみました。
出勤の電車やバスの中で、スマートフォンで動画講座を視聴/WEBテキストを学習して1つの講義を情報としてインプットしましょう。


帰宅の電車やバスの中でスマートフォンで、問題集にチャレンジしたり要点まとめシートの内容を確認します。出勤中のインプット情報をここでアウトプットします。①と②を何度もスキマ時間で繰り返すことで、基礎を固めて得点力の下地を作ります。


1つの科目を学習し終えたら「セレクト過去問演習」で復習します。セレクト問題集は、実際の過去問題からよく出題されるテーマを集めた問題演習です。1科目分の総まとめと現在の実力をチェックします。
セレクト問題集は、専用に詳しい解説がついているので動画やテキストを見なおす必要がありません。週末や帰宅後の時間を活用してセレクト問題集に取り組んでみましょう。
セレクト過去問題集を終えたら再び次の科目の学習に移るので、STEP①へ戻ります。

試験前には「実技試験対策講座」で実技試験対策を行い、学科試験・実技試験の両方をクリアするための実力を身につけます。

STEP①~④をクリアしたら、いよいよ学科試験・実技試験に望みます。
STEP①~②は繰り返せば繰り返すほど合格へグッと近づきます。今回は例として行き帰りの通勤を記載してみましたが、これはスキマ時間活用の初歩中の初歩になります。他にもスキマ時間は沢山ありますので、上手く見繕う事ができれば1日1講義だけでなくもっと多くの講義を回転させる事が十分可能です。

学習進捗管理はシステムに全部お任せ!
スタディングの通信講座で学習を進めていると、全て統計情報として蓄積されていますので、進捗度合いなどを視覚化して具体的に捉える事が可能となっています。学習の進捗管理はシステムが全て勝手にやってくれると言うわけです。
初学者の方は、1日どの程度学習したら良いのか感覚が掴みづらいと思います。また、今どの程度の進捗なのか把握する事はモチベーションを維持して途中離脱を防止する意味でとても大切なことなのです。
学習が済んだ項目や問題集の成績等はマイページトップの「コース学習状況」から全体の進捗を確認する事が可能です。本試験の日程から逆算して学習が遅れているのか、進んでいるのかの状況把握が可能です。
学習レポートでは、講座の学習時間をグラフ化して表示してくれます。実際に合格した方のグラフ情報が公開されているととても良い目安になるのですが、残念ながら公開はされていないようです(この点は、折を見て質問を投げかけてみようかと思います)。管理人の体感ですが、講義:問題集 = 1.5 : 1 位の時間割合に収束するんじゃないかと思っています。
で、学習を進める上で特に重要な数値は「総学習時間」と「1日あたりの学習時間」の項目と考えます。
ファイナンシャルプランナー資格の総学習時間の目安は、FP2級が300時間~500時間、FP3級が150~200時間程が合格ラインと言われていますので、本試験の半月前位に到達していればかなり合格ラインに近い所にいると言っても良いでしょう。
1日あたりの学習時間は最低でも3時間程度は確保しておきたい所ですが、これはスキマ時間を活用すれば十分突破可能な時間です。通勤時間の往復が2時間だったとして、スマホで問題集をポチポチ解いているだけでもクリア出来てしまいます。
1ヶ月程実践していれば、統計的な数値としてシステム上にしっかり表れて来ることが確認できると思います。
スタディングの低価格の秘密
スタディングのFP通信講座は、ITシステムに特化することで資格講座としては管理人の知る限り最安値の受講料です。無理なく続けられる学習スタイルに加え、無理なく受講できる価格を実現しています。
リーズナブルな価格は「合格に関係ない事にかかるコスト」を抑えるではなく、極限まで削減しているために実現出来ています。
質問回答サービスまでもコスト削減のためにカットする徹底っぷりです。まあ、システムを利用して学習できる方であれば、自分でGoogle検索するなりして情報収集して問題解決するスキルはあるとは思いますけど、この点は受講者の方によって評価が分かれる所だと思います。
教室や校舎を持たないため、不動産にかかる莫大な維持・管理費用を抑える事が可能です。講師を多数揃える必要もなく、システムも一度開発してしまえば定常的なコストのみで維持する事が可能です。情報の拡散は、WEBやSNSで受講者の口コミが主体のため公告費用もカット出来ていると言えそうです。
更に学習システムを無料体験することが出来ますから、受講検討段階で講座の内容が事前に評価しやすい点も優れていると思います。
浮いた資金はというと、WEBテキスト教材・講師・システムに投下している事になりますから、低価格ながら講座のスペックは高いと判断出来ます。

同じ目標の仲間と繋がる勉強仲間機能
![]() |
![]() |
「勉強仲間」は勉強仲間を作って「いいね」や「コメント」を交換する事が出来るtwitterやFacebookなどのSNSに似た機能を有しています。参加者が不特定多数ではなく、スタディングで勉強している受講生のみに絞られているため、試験内容や勉強方法などの情報にありつきやすいと思います。
スタディングの学習システムで勉強した履歴をダイレクトに投稿出来る機能もあり、受講生が普段どの程度勉強しているのかを覗き見出来るのが良いですね。休日は皆さんググッと勉強時間が伸びているので貴重な時間を必死に活用している事が見て取れます。
通信講座は独学に近い学習スタイルなので、モチベーション維持が大きな課題となります。一人だと煮詰まってしまう事もありますが、この様な同じ目線の受講生同士でコミュニケーションを取れる場は大変貴重だと思います。
勉強仲間がいる人は「勉強が続きやすく合格しやすい」という特長があるそうなので、色んな人から刺激をもらってモチベーションに変えてしまいましょう。

講座コースの詳細をチェック
講座コースの種類は3種類+α(アルファ)となっており、シンプルな体系となっています。基本的に動画やテキストが資格等級に対応して変動するだけで、システムの使い勝手については変わりませんから、日常生活のあらゆるシーンで思う存分学習して合格を勝ち取って下さい。
安価にシステムを使い尽くせ! FP3級合格コース
FP3級単独で4,000円を切っている通信講座は稀だと思います。一度開発・構築した学習システムに乗っけるだけなので、初動のコストが大幅に削減出来るので実現可能な価格設定だと思います。
格安だからと言って講義動画がないなどのマイナス要素もなく、学習システムもフルスペックで利用する事が可能ですから、経済知識ゼロの初学者の方がお手軽にFP資格学習を開始するのにお勧めです。
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料(税別) |
FP3級合格コース | WEB通信 | 3,680円 |

FP2級試験に短期合格! FP2級合格コース
FP3級保持者向けのFP2級向けのコースです。出題範囲も広いため、教材量はかなり多いのですがスマホ1台あれば学習出来るのでコンパクトです。約40回分の動画講義に対応した問題集を、如何に繰り返しこなす事が出来るかが合格の鍵となりますので、暇さえあれば問題集に取り組む姿勢が大切です。
一般的なFPの通信講座では5万~10万円台も多い中、2万円台と十分手の届くリーズナブルな価格設定となっています。「3級は独学でどうにかなったけど、2級は通信講座の力を借りたい」とお考えの方は、選択肢として検討してみては如何でしょうか。
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料(税別) |
FP2級合格コース | WEB通信 | 27,980円 |
基礎からステップアップ! FP3級・2級セットコース
FP3級・2級のおまとめパックコースとなります。3級・2級を別々に受講するよりも、トータル受講料がお得となっています。
まあ、もともと受講料が安いのでFP3級とFP2級を別々に受講しても、あまり損した気分にはならないと思いますので。初学者の方は、FP3級 → FP2級としっかり刻んでステップアップしても問題ないと思います。
講座名 | 教材・学習スタイル | 通常受講料(税別) |
FP3級・2級セットコース | WEB通信 | 29,980円 |
教材一覧
FP2級・3級の試験では、学科試験はきんざい・日本FP協会で違いがありませんので両方対応しています。実技試験は両団体で選択科目に違いがありますので、基本的に日本FP協会の「資産設計提案業務」に対応した教材となっていますので、よっぽどの理由でもない限り日本FP協会で受験するのがスムーズです。
日本FP協会の資産設計提案業務と比較的出題範囲が近い、きんざいの「個人資産相談業務」に対応したセレクト過去問題集(問題・解説)だけは特別に用意されています。FP2級コースには、学科試験と実技試験(日本FP協会:資産設計提案業務)の模擬試験も用意されていますので、試験前の総チェックに利用しましょう。
FP3級合格コース | |
ガイダンス | 1回 |
基本講座(ビデオ・音声) | 26講座 合計約11時間 |
実技試験対策講座(ビデオ・音声) | 6講座 合計約2時間30分 |
WEBテキスト | 26回 基本講座にWEBテキストが付きます |
要点まとめシート | 6回(科目ごとに重要ポイントをまとめた暗記シートが付きます) |
スマート問題集 | 26回 260問 |
セレクト過去問題集(WEB) | 6回 (科目ごとに重要問題を集めた学科試験の過去問題と解説) |
実技セレクト過去問題集(冊子) |
|
模擬試験(学科・実技) | 3級の学科試験と実技試験(資産設計提案業務)各1回(※総合コースのみ) |
FP2級合格コース | |
ガイダンス | 1回 |
基本講座(ビデオ・音声) | 39講座 合計約18時間 |
実技試験対策講座(ビデオ・音声) | 6講座 合計約2時間40分 |
WEBテキスト | 39回 基本講座にWEBテキストが付きます |
要点まとめシート | 6回(科目ごとに重要ポイントをまとめた暗記シートが付きます) |
スマート問題集 | 39回 585問 |
セレクト過去問題集(WEB) | 6回(科目ごとに重要問題を集めた学科試験の過去問題と解説) |
実技セレクト過去問題集(冊子) |
|
模擬試験(学科・実技) | 2級の学科試験と実技試験(資産設計提案業務)各1回 |
格安でコースを最新化可能! 更新版
前年度以前の通勤講座を購入済みの方を対象として、一定の金額負担で教材を最新版に更新してくるいわばアップデートサービスです。学習システム特化型のスタディングらしいサービスと言えそうですね。
まあ、出来れば利用しないに越したことはないんですが(笑)、FP資格取得を思い立った時期が中途半端だったために「年度を跨いでしまった」なんて事も十分ありうるので、更新版なら新規に購入し直すよりも受講料が安くて済む事を覚えておいて損はないと思います。
FP3級・2級セットコースへ及びFP2級コースへの更新後にも「合格お祝い Amazonギフト券5,000円分」の特典が利用可能ですから「どうにかして合格させたい!」と言う応援の気持ちも入っているのかもしれませんね。
FP3級・2級セットコースへの更新 | |
更新版価格(税別) | 11,100円 |
対象者 | 以前のFP3級・2級セットコースを購入された方 |
コースに含まれるもの |
|
合格特典 | 本更新版で申し込みすると「合格お祝い金5,000円」特典が適用になります |
FP2級コースへの更新 | |
更新版価格(税別) | 9,300円 |
対象者 | 以前のFP3級・2級セットコース、または2級合格コースを購入された方 |
コースに含まれるもの |
|
合格特典 | 本更新版で申し込みすると「合格お祝い金5,000円」特典が適用になります |
FP3級コースへの更新 | |
更新版価格(税別) | 2,760円 |
対象者 | 以前のFP3級・2級セットコース、または3級合格コースを購入された方 |
コースに含まれるもの |
|

割引・キャンペーンの動向チェック
スタディングは受講料が元々安価ですから「これ以上は価格は下がらないのかな・・・」と思いきや結構、割引・キャンペーンが適用出来るケースがありますので、傾向をチェックしておきましょう。
不定期キャンペーン情報
スタディングでは不定期割引キャンペーンが開催されています。割引額は大きいのですが、元の受講料が安いので開催時期は稀(まれ)と言えるでしょう。傾向としては年末年始に開催されるケースがかなり多いように思います。
他にも夏のはじめや秋口などにも開催される事があり、期間的には数週間~1ヶ月程度と比較的余裕がありますので、試験日から逆算して学習開始時期が定まったら公式ホームページを覗いて見ると良いでしょう。
無料登録でクーポンコードゲット
スタディングではオンラインでゲットできるクーポンコードが発行されます。基本的に講座無料登録でもらえるみたいなので、こちらのほうが先程のキャンペーンよりも開催頻度は高いと思います。
次の資格へ!スキルアップ割引制度
過去にスタディングを受講した方や、現在受講中の方が他のコースを申し込みする時に割引を受ける事が出来ます。FP技能士はダブルライセンスを見据えている方も多いはずなので、関連資格を取得する上でメリットの大きな制度だと思います。
「FP → 他資格講座」及び「他資格 → FP」それぞれで割引を受ける事が出来ますので、情報を整理しておきます。組み合わせが結構多いので、一覧は閉じてますがタップして開いて確認して下さい。
FP技能士に合格でお祝い金ゲット!
FP2級に合格するとAmazonギフト券5,000円分がもらえる祝い金制度で、「絶対に合格する!」というモチベに上手く火をつけてくれる良制度だと思います。FP2級合格コースの受講料が大体30,000円なので、実質20%近いキャッシュバック率となりますから、かなり大きいですね。
■条件等一覧 | |
合格お祝い制度対象コース |
|
合格お祝いギフト券 | FP2級合格でAmazonギフト券 5,000円分、顔写真データなしの場合、実名掲載の方は2,000円分、イニシャル等匿名掲載の方は1,000円分となります。 |
ギフト券進呈条件 |
|
■補足事項 | |
条件面や詳細は公式サイトで確認してください。 |

資料請求をしてみた結果
スタディングはオンライン通信講座なので、紙媒体の資料請求はありませんので無料登録~大体の流れをレポートしておきます。無料でシステムを体験する事が可能ですので、実際に使ってみましょう。


お持ちのメールアドレスを登録すれば、登録したメールアドレスに情報が届きますのでメール文中のリンクをクリックするとマイページで無料セミナーと講座が受講できます。

登録時のメールアドレスとパスワードを入力するとログインできます。

矢印で示した「学習フロー」ボタンか、「最後に開いていた問題を表示する」ボタンから今日の学習を始めるのが分かりやすいと思います。
試験日程などの重要情報等もトップ画面にまとめられています。5%OFFの期間限定クーポンの情報も見えますね、不定期にお得な情報が配信されますがトップ画面からすぐに確認できるのはわかりやすくて良いですね。

学習済みと今回学習すべき講義内容が一覧で表示されるので、一番わかりやすいかと思います。学習日や問題集の得点など簡易的な統計情報も併せて表示されますので、学習漏れや弱点をすぐに確認する事が出来ます。
FP通信講座の無料体験の結果は如何に?管理人の感想
結構多機能なので始めのうちはシステムの全容を把握するのに少々手間取りましたが、2・3日経過すると慣れてくるので問題ないかと思います。基本的に「学習フローを見る」か「最後に開いていた問題を表示する」ボタンで前日の続きから学習開始するのがスムーズです。
元々スマホやタブレットで学習することを前提に最適化されたシステムなので、小さな画面でもシステムの操作感は良好です。かえってPCよりもスマホの方が情報が絞られるので、操作しやすいかもしれません。
問題の正答率と受講者の平均が統計情報として表示されるのが、負けん気の強い管理人としては良い刺激になり、ついつい問題集をやり込んでしまいます。欲を言えば時間当たりの正答率をランキング形式で表示して「上位ランカーの人に金一封!」、なんて言うネットゲームにありがちなシステムを導入しても面白いかなあと思いました。
統計情報は学習進捗や実力を推し量る貴重な資源と考えますので、もっと突っ込んで分析出来ても良いと感じます。統計情報の活かし方については、今後の課題と言えそうですね。
システム面の使い勝手や利用方法は無料体験で十分理解できるので、実際試してみる事をおすすめします。

気になる受講者の評判や口コミをチェック
スタディングのFP通信講座を受講して、合格された方々の体験談をピックアップして記載しています。公式ホームページには、相当な数の口コミが寄せられており読み応え抜群です。
貴方の年齢や職業と近い方を探せば、考え方や立場など共感出来る部分も多いと思いますので、とても参考になると思います。

長らく専業主婦でいたのですが、子供も大きくなり、社会復帰も考えていたので、以前から興味のあったFPの試験を受験する事にしました。
自宅で学習する前提で、何社か資料を取り寄せました。中でも通信講座は、価格も手頃で、無料体験講座がわかりやく、倍速の設定も数種類あったので、時間も短縮できると思い、こちらを受講する事に決めました。
まず、映像で学びテキストを最後まで読んで問題を解き、不正解があればピックアップされるので全問正解になるまで解きました。この機能のおかげで、不正解を楽に潰していけることができました。
2017年9月に3級の試験を受けた時には、スイスイ進み過ぎて・・・

まず一番大きかったのは「合格さえすればいい、60点さえ取れればい」と割り切った気持ちで勉強できたことではないでしょうか。
島田講師からのメールで【失敗する人の共通点】として、ひとつひとつを完璧に覚えようとすることが書いてありましたがまさにこれまでの自分でした。「そうか狭く深くより、広く浅くでも良いんだ」と思えてからは気持ちが楽になりました。
そしてもうひとつは勉強時間の確保です。これまでは仕事から帰宅後に勉強の時間を確保しようとしていたのですが、通勤講座はその名のとおり通勤時間(電車通勤)を勉強時間として活用できましたので・・・

FPには以前から興味があり、自身の生活や仕事の業務から何となく知っている内容は多かったのですが、自分や仕事のためにもお金の知識をしっかり得たいと思ったことから、受験を決意しました。
私が数ある教材の中から通勤講座を選んだのは、勉強に取り掛かるまでにスマートフォンについ手を出してしまうことが多く、だったらいっそのことスマートフォンで勉強しちゃえという安直な考えからでした。
ほかにも価格も手を出しやすかったことや、仮にFPが不合格であった場合に次に受ける試験で法令に改正があれば、その都度テキストを買ったり情報を調べたりして、お金と手間と場所を取られるのを避けたかったこと、そして合格お祝い金というご褒美があるので・・・

職場において、職員向けの職域制度保険業務を担当することとなり、これに伴いFP資格の取得を勧められたのが受験のきっかけでした。
受験準備としてまず考えたのが、教材選びでした。最初は市販のテキストによる独学を考えたのですが、根気も必要ですし自分ではなかなか続かないと判断し止めました。
そこで別の方法を検討する中でスマホによりFPを検索したところ、「通勤講座」に目が留まりました。類似の講座もありましたが、毎日電車通勤していた私には、勉強時間も制限がある中で、電車通勤中を有効に利用して勉強ができるとともに通勤講座のネーミングも気に入り、迷うことなく・・・

これまで「受かれば良いなぁ」という軽い気持ちで市販のテキストを購入し勉強をしたつもりで何度か受験をして何度も落ちてきました。「そろそろ受かったら?」なんて冷ややかなコメントを会社の上司や主人、親などから度々言われるようになりいい加減真面目に勉強して結果を出そう!と思うようになりました。
テキストを読んでも理解力・読解力がないという自覚がありましたので、インターネットで調べてみたところこの通勤講座に出会いました。
結婚を機に転居し通勤時間が片道2時間弱となっていた私にはとにかく普段何をするにも時間が無い、と思っていましたがよくよく考えてみれば通勤講座のその名の通り「私には通勤時間がある!」と気付き・・・

私は、過去にFP3級を友達と一緒に勉強をしたことがあります。その時は本屋さんで書籍を購入して勉強をしましたが、なかなか進めることができず、途中で挫折してしまいました。
しばらく勉強しないままでしたが、結婚をして家庭を持ったことにより、保険や住宅ローン、年金など将来のことを自分たちで考えるようになりました。そして、FPで勉強することが自分の生活に多く関わってることがわかり、再度FPの勉強をしてみようという気持ちになりました。
勉強をしようと思ったものの、書籍だと安くて済みますが、自己勉強が続かなくてまた挫折してしまうかもしれないし、通学や通信講座だと金額が高くて時間も取れないので難しいと考えました。
そこで出会ったのが『通勤講座』でした。金額もお手頃で・・・


スタディングのFP通信講座、総合評価
総合評価(各20点満点) | ||
---|---|---|
教材内容 | ![]() |
20点 |
カリキュラム | ![]() |
15点 |
コストパフォーマンス | ![]() |
20点 |
サポート | ![]() |
05点 |
運営実績 | ![]() |
15点 |
評価結果:75点/100点 |
削減したコストが教材や講義動画のクオリティにしっかり反映されていると思いますので、教材のクオリティは比較的高いと言えます。繰り返し学習効率を高めた独自のシステムを保持している点は、どの通信講座も真似出来ない独自の強みと言えそうです。
カリキュラムは少し辛めの評価としています。3級/2級/3級+2級のセットコースを用意しているので受講者層の厚い部分の対応は十分と言えるのですが、AFP認定教育機関ではないためFP資格を持っていない方が2級を飛び級で受験するには、3級からステップアップする必要があります。
教育訓練給付制度の指定講座ではないという点はちょっぴり残念ではありますが、ITシステム特化型と言う新しすぎる学習スタイルが、昔ながらの教育訓練給付制度の枠に収まらないために指定講座に出来ないのではないか?と勝手に推測しています。
元々の受講料が格安であることから、教育訓練給付制度を適用しなくても価格的にはそれ程気にならないとは思います。コストパフォーマンスは、数あるFP通信講座の中でも最高クラスの低価格を実現しています。
オンラインセミナーやSNS等WEBと親和性のあるサポートサービスは比較的充実している印象なのですが、質問サポートをバッサリとカットしていますので、質問対応に期待している初学者の方は一抹の不安が残るとおもいますので、ここは弱点と言っても良いでしょう。
2008年10月から講座を開設しているため、比較的新しい資格スクールと言えますが累計受講者8万人を突破しており、通信講座としては最先端の取組みをしているので、スマートデバイスを使いこなす若手中心に急速に認知度を高めている状態と言えるでしょう。
FP以外の通信講座のラインナップもかなりの数を取り揃えており、独自路線のパイオニアとして大手資格学校と肩を並べて張り合う日もそう遠くはないと思います。全体的に強弱のあるとんがった評価となっていますが、独自の学習スタイルが合う人にはバッチリハマる通信講座と言えます。
- 通勤・通学・家事仕事のスキマ時間を徹底活用したい方
- 気軽に続けられる通信講座をお探しの方
- 繰り返し学習をシステムで効率的に実践したい方
- 安価な通信講座をお探しの方
- スマートデバイスでのオンライン学習を試してみたい方
過去FP資格講座にチャレンジしたものの、圧倒的なテキストの物量に耐えきれず途中で離脱してしまった方にとっては、無理なく続けられるコンパクトで安価な通信講座となっています。
手書きテキストでの学習方法では上手く続ける事が出来なかった方は、手軽に学習が可能な通信講座がマッチする可能性も十分ありますから、通信講座の選択肢に加えておいて良いと思います。
