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きんざいとFP協会どっちが有利?FP合格率の推移徹底チェック【FP3級・2級編】
闘う前に敵の力量を知っておくことも試験勉強の一環です。合格率は敵(資格の難易度を)を知る意味でも良い指標となりますから、チェックしておいて損はありませんし、分析する事で傾向が見えてくるものです。
特にFPの場合は、資格のグレード・選択科目制・2団体と複数の要素が入り混じっていますので、自分で分析するのは骨が折れると思います。まあ、管理人も統計化(見える化)の作業をしていて気絶しそうになるんですけどね・・・^^;
資格等級別にしても良かったんですが、せっかくなので受験者数や等級間の合格率の差異等も一気に見れた方が良いかと思いますんで、この際ドドンと纏めてしまおうと思った次第です。
合格率を分析しようとすればそれこそ様々な視点で見る事が出来ますので、普通に記載するとものすごい情報量になります。今回はできるだけ皆さんの本当に知りたいところ・美味しいところに絞って記載するよう務めています。
具体的には以下のポイントとなります。
少しでも有利な条件で受けたいなあ・・・
- FPの合格率ってどの程度なの?
- 合格率って信用して良いの?
- 合格しやすいのはどの科目?
- 結局どっちの団体で受ければ有利なの?
ステップアップ方式で3級→2級と順番に記載しておりますが、スマホだとちょっと見にくいかもしれませんので、ブックマークでもしてご自宅でゆっくりPCやタブレットで眺めて下さいね。
目次に「衝撃の事実を公開」なんてお題目がありますけど、いきなり最初に読まずに順番に読み進めてみて下さい。
この記事の目次
FPと縁が深い資格の合格率を目安にしよう
FPと縁が深い国家資格の合格率を参考までに記載しておきます。みなさんも一度は聞いたことがある資格と思いますが、FPとしての独立やキャリアアップを考える方は、これらの資格も視野に入れている方も多くいらっしゃいます。
いわゆるダブル・トリプルライセンスと言うやつですね。下記の通りかなりの狭き門となっていますが、これらの資格の合格率とFPの各等級の合格率を比較してみてください。
■FPと縁が深い国家資格の合格率 | |
資格名 | 合格率 |
行政書士 | 約6~10%程度 |
司法書士 | 約3.5%程度 |
宅建士 | 約15~17%程度 |
3級FP技能士試験の合格率・受験率
3級FPの学科試験の問題は金財・FP協会共通で、出題内容や合格基準に違いはありません。実技試験は金財が「個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務」の科目を選択可能で、FP協会が「資産設計提案業務」のみとなっています。
学生・主婦・社会人等様々な受験者層が存在しているグレードの資格等級と言えますから、学力・経験など千差万別です。
3級FP 学科試験 合格率
上記の通り、資格試験の中ではかなり高い合格率を誇っているという事実が見えて来ます。
「金財」と「日本FP協会」で学科試験の出題内容や合格基準は同じなので、合格率も同じ感じで推移するものかと思いきや、大きな差が出ている事が分かると思います。2017年1月の試験については、両団体で約20%もの差がつく異常事態となっていますね。
また、「日本FP協会」の合格率が65%~90%と安定しているにもかかわらず、「金財」の場合は48%~70%と開催年月によってかなりムラがある事が見て取れると思います。
平均合格率についても「金財」約59%に対して「日本FP協会」が 約78% と 19%もの差が開いている事が分かります。合格率を見てしまうと、皆こぞって日本FP協会で受験してしまいそうな気がしますね。
そのような単純な理由でFP協会で受験してもよいのでしょうか?受験者数・受験率から更に分析してみましょう。
3級FP 学科試験 受験者数・受験率
受験者数の推移を示したグラフです、年3回実施される3級FPの学科試験でかなりの人数が受験しています。点線は開催団体の受験者数の方向性を示しており、金財がやや減少傾向でFP協会が増加傾向にあり、近年ついに逆転してしまいました。
FPほど今の時代のニーズにあった資格はないと言えますから、受験者数は今後も増加する傾向にあります。2025年問題(人口の20%が「後期高齢者」になるその時)がピークに達する頃に向けて、相当な数の受験者増が見込まれます。
こちらのグラフは受験率の推移を示しています。受験率とは [実際に受験した人] ÷ [試験に申し込んだ人]の割合となっています。つまりこの数値が低いとお金だけ払って受けていない人が多いという事になります。
相対的に見て金財の受験率が低いという残念な結果が出ていますね。端的に「金財」で受験申し込みした人は、いわゆる記念受験やイマイチやる気に乏しい人が多いと言えるかと思います。
「お金払ったし取りあえず受けとくか・・・」と言ういわゆる記念受験の人が多ければ多いほど合格率は下落します。
記念受験する方は、高い合格率を信じて学習レベルが浅いと分析出来ますので。簡単な時は合格率が跳ね上がり、逆にちょっと難易度が上がると全く歯がたたないと言った現象が起こります。
この傾向は2019年5月開催の学科試験で「金財」の合格率がガクッ と落ちている所からも見て取れます。FP協会側も落ちてはいますが、下落率は金財ほどではないです。
金融機関などでは初等教育的に「金財」に集団で受験申込することが多いようですが、そうやって会社で申し込んだ試験は「自腹を切っていない」ので「別に落ちてもいいや」と言う後ろ向きな考えを生みがちですから、これも合格率を下げる要因の1つです。
まとめると、真面目に学習に取り組んで来た人は日本FP協会の合格率を信用した方が良いと言えます。ただし、学科については団体で試験内容に差がないため、どちらで受験すべきかの決め手にはなりません。続けて、実技試験を見てゆきましょう。
3級FP 実技試験 合格率
3級FPの実技試験は以下の通りで、金財の実技試験が科目選択可能となっています。
■3級FP 実技試験 選択科目 | |||
団体名 | 科目名 | 開催月 | グラフの色・略称 |
金財(きんざい) | 個人資産相談業務 | 1・5・9月 | 金財 個人資産 |
金財(きんざい) | 保険顧客資産相談業務 | 1・5・9月 | 金財 保険顧客 |
日本FP協会 | 資産相談設計業務 | 1・5・9月 | FP協会 資産設計 |
上記の通り総じて日本FP協会が合格率が高く、学科試験と同じく「金財」の合格率が開催月によって結構荒れていることが分かります。合格率にムラがあるということは当たりハズレが多いという事になります。
資格試験としてはあってはならないことですが「運」が絡むということですから、こういった不確定要素は出来るだけ避けたい所ですね。
合格率の平均は「日本FP協会」が約80%以上と安定しています。「金財」は「個人資産相談業務・保険顧客資産相談業務」の何れかを選択可能ですが、よほど当該科目に自信がある方以外は避けた方が無難かと思います。
FP初学者の方は知識の幅も乏しいので、より専門性が要求される「金財」の選択科目試験に敢えて挑む必要はないと考えますが、この部分は個人個人の置かれた状況や、キャリアパスにもよると思いますので、一概に強制はできない部分ではありますが・・・。
一般の資格対策本や資格講座でFP協会の実技試験対策の方が充実しており「こなれている」という背景がありますので、この点もよく考慮すべきだと思います。
それと科目選択以外にも「金財」の合格率を落としている要因がもう一つあり、それは出題される問題数の少なさです。
■3級FP 実技試験の問題数 | ||
団体名 | 出題形式 | |
金財(きんざい) | 事例形式で3択問題が15問 | |
日本FP協会 | 事例形式で3択問題が20問 |
上記の通り問題数に差があり、6割正解で合格となります。たったの5問の差ですが、そもそも出題される数が学科に比べて少ないので、ミス出来る数が少ないと言うことになります。
「金財」の場合、不得意な問題が固まって出題された場合のリスクはかなりのものと言えます。
3級FP 実技試験 受験者数・受験率
実技試験の受験者数の推移を示しています、「金財」の受験者数は横ばいから減少傾向なのですが、「日本FP協会」の受験者数が超絶上昇傾向にあります。特に2020年の5月試験がコロナで延期になった後の伸びがすごいですね。やはり合格率が高いので、日本FP協会の受験者数が増えるのは納得できます。
受験率はまあこんなもんかなという結果です、保険顧客が低めですね。別の資格で言いますと、工事や現業系の資格などはFPと同じく学科と実技に分かれている事が多く、これらの資格では実技試験の受験率がぶっちぎりで高くなる傾向があるのですが、どうも3級FPに関してはそのセオリーは通用しないようですね。
学科のみ合格して実技に落ちた場合ですが、学科に合格してから翌々年度迄に実技に合格しなければならない期間限定の制約がありますので注意して下さい。
3級FPの合格率の傾向を総まとめ
結論的には、学科・実技共に合格率が高いFP協会で受験するほうが無難という事になります。学科については、どちらの団体でも問題が一緒なのでどちらでも良いのですが、学科を受験した団体で実技試験を受験するのが普通です。
3級FPは行政書士や宅建などの国家資格よりも難易度が低いことは明らかですが、先ほども述べたように様々な層が受験しますから「記念受験」や「低いモチベーション」の受験者の割合が多いのも事実です。
■記念受験・モチベーションを低下させる要因 |
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合格率にムラがあったり、示されている合格率がイマイチ信憑性に掛けるのは上記の点に尽きると思います。3級FPではこのような傾向がありましたが、さらに上位の2級FP技能士では、各種数値がどのように変化していくのかも注目して見ていきましょう。
2級FP技能士試験の合格率・受験率
制限のない3級と異なり、2級FP技能士には一定の受験条件があります。学生・主婦の方でもこのグレードを受けられる方は多数いらっしゃいますが、メイン層は社会人それもFPに馴染みの深い業界の方が多数を占める形となります。
■2級FP技能士の受験条件 |
|
2級FP 学科試験 合格率
2級FPの学科試験は、団体ごとに差異はなく合格基準も同じです。
両団体の合格率は綺麗に15%程差の平行線です。おそらく業界経験2年以上の方が会社命令で強制受験させられるケースが多いと思われます、3級FPと同様に「金財」受験者のモチベーションが低いという傾向は引き継いでいるようすね。
そういった方々は基礎知識を業務上蓄えているので、もう少しきちんと勉強すれば合格する水準にいるのに、勿体無い事をしていると言えます。まあ、たまの休みに資格試験に駆り出されるお気持ちも、分からないでもないんですけどね。
3級FPに比べて、両団体共平均合格率が数十パーセント近くも一気に下がっているいます。これは、単純に問題が難化するという側面もあるのですが、回答選択肢が2択・3択から4択に増えた事によって、たまたま正解を引いてしまう確率が下がっている事も要因の1つです。
何も考えずにマークシートに色塗りした場合に正解を引く確率は以下の通りです。その差15%程ですがこの差を考えないとするならば、問題の難化に伴う合格率の実質的な低下は30%~40%程度と考えられます。
■学科試験で正解を引く確率 | ||
資格等級 | 正解する確率 | 差 |
3級 | 40%程度 | 15% |
2級 | 25%程度 |
2級FP 学科試験 受験者数・受験率
2級FPの受験者数はここ数年横ばいから緩やかに上昇傾向にあり、「金財」のシェアを「日本FP協会」がジワジワと侵食している状態が続いています。通信講座を利用すれば3級を持っていなくても2級を一気に受験する事が可能、と言う事実がもう少し広がれば、2級FPの受験者数が一気に増えそうですね。
2020年9月の急上昇は、コロナによる2020年5月試験の延期に伴うものですが、金財の方が上昇が顕著ですね。「是が非でも今年中に合格しなければならない!」そんな声が金財受験者から聞こえてきそうです。
こちらは受験率ですが「金財」の受験率は相変わらず「日本FP協会」を下回っています。3級FPと似たような傾向なので、3級と2級は団体ごとの受験者層のマインドが近いといえるでしょう。
2級FP 実技試験 合格率
実技試験の選択科目が多いのでグラフは2分割して表記しております。実技試験に次のような差異がありますので把握しておいて下さい。
■2級FP 実技試験 選択科目 | |||
団体名 | 科目名 | 開催月 | グラフの色・略称 |
金財(きんざい) | 個人資産相談業務 | 1・5・9月 | 金財 個人資産 |
金財(きんざい) | 生保顧客資産相談業務 | 1・5・9月 | 金財 生保顧客 |
金財(きんざい) | 中小事業主資産相談業務 | 1・9月 | 金財 中小事業 |
金財(きんざい) | 損保顧客資産相談業務 | 9月 | 金財 損保顧客 |
日本FP協会 | 資産相談業務 | 1・5・9月 | FP協会 資産設計 |
金財の「個人資産相談業務」は酷いときは、合格率の高低差が40%近くにもなります。これは、資格の試験としては正直如何なものかと・・・、「個人資産相談業務」と「生保顧客資産相談業務」は比較的歴史もあるので、安定した合格率で推移してくれても良さそうなものなんですけどね。
その点、日本FP協会は60%ラインを上手く推移させているので、バランスを保った安定した試験内容と言えそうです。
こちらは「中小事業主資産相談業務」と「損保顧客資産相談業務」になりますが、緩やかに合格率が上昇しているように見えます。ただし、後述する受験者数を見て頂くと分かりますが、いかんせん受験者数が少なく対策教材や十分な傾向が出ていないのが実情です。
「中小事業主資産相談業務」中小企業の経営者やお金もち相手の相談内容を扱い、「損保顧客資産相談業務」は地震保険や火災保険等を扱います。
両者とも今のご時世、相当ホットなジャンルであることは間違いありませんから、面白そうと思ったらターゲットにしてみるのも良いでしょうが、初学者の方はリスクがあると考えますので、敢えておすすめは致しません。
2級FP 実技試験 受験者数・受験率
受験者数は「個人資産相談業務」及び日本FP協会の「資産相談業務」がツートップで他の科目に差をつけている状態となっています。日本FP協会の「資産相談業務」が緩やかに上昇傾向にある事が見て取れますね。
金財の「個人資産相談業務・生保顧客資産」と日本FP協会の「資産相談業務」は、ある程度の受験者数がありますので合格率に信憑性があるといえますが、他の科目は受験者数が少ないので、数値を鵜呑みにするのは少々危険と考えます。
2級FPの合格率の傾向を総まとめ
単純に2級FP合格を目指すのであれば、学科・実技とも「日本FP協会」で受験するのが無難と言えます。「金財」の実技は最大で4科目から選択可能なので、自分の得意な科目を選択できるので合格率が上がりそうと思いますが、必ずしもそうならないのがFP資格の特徴と言えます。
「選択科目に縁のある会社に勤務しているから受かりやすいだろう」と言う安易な発想で合格できる程、2級FPは甘くないと言うことです。業界人であっても、しっかりとした対策を打ってから資格試験に望むべきです。
3級・2級FP技能士試験の合格率の衝撃の事実を公開
ここまで様々な統計を駆使して合格率についての考察を行ってきましたが、以下のような疑問を持たれていませんか?
日本FP協会の合格率が高い理由
管理人の言ってる事は分からないでもなんだけどさ、2つの団体でここまで差がつくって事は重要な何かが他にある気がするんだよなあ・・・。
上記の疑問を抱かれた方はとても鋭いです。今まで記載してきた内容プラスアルファで、2つの団体の合格率の差を生んでいる大きな要因をここで暴露してしまいたいと思います。
「最初に言え馬鹿野郎!」と言われそうですが、いきなりこの話をしてもイマイチ納得して頂けない気がしたので後回しにしました。ここまでしっかり目を通してくださった方は納得して頂けると思います。
日本FP協会の合格率が高い理由
2級FPの合格は次に続く資格である1級FPの前提条件である他、「日本FP協会」の民間資格であるAFP・CFPへの前提条件となっています。
AFP・CFPは民間資格ながら国家資格以上の知名度を持ち、認定されることで様々な恩恵を受ける事が出来ます。キャリアアップや独立を考える方は3級・2級の受験の時点から将来を見据えて「日本FP協会」で資格を取得する傾向にあります。
AFPに認定されるためには「AFP認定研修」を修了している事が前提条件となりますが、このAFP認定研修は「日本FP協会」から認定教育機関に指定された資格学校(資格講座)でのみ研修を受けることが出来ます。
そして、AFP認定研修を修了すれば3級を飛ばして2級をいきなり受験可能です。
資格講座のコース講座の多くはAFP認定研修に対応している場合、「FP2級」+「AFP」コースと言った形でコース内容を表現している事が多いのですぐに分かると思います。
このように、AFP認定研修に対応している資格講座の学習カリキュラムを受講する事で、AFP認定の条件を満たすだけでなく3級を飛ばして2級を受験出来ますので、キャリアアップへの近道になるという事です。
少しややこしいかと思いますので、会話調で表現してみますと以下のとおりです。
将来はAFP・CFPの取得も視野に入れたいなあ!
- まずは、3級・2級を受験しないとなあ
- なになに?資格講座の学習カリキュラムが良さそうだって?
- え?資格講座でAFP認定研修を修了するといきなり2級を受験できるの!?
- しかも、AFP認定研修の修了はAFP取得の条件になってるじゃない!
- じゃあどうせなら資格講座で勉強して、日本FP協会で受けよっかな~!
上記のような受験者層を資格学校(資格講座)が丸ごと抱え込んでおり、皆が「日本FP協会」で受験するわけですね。資格講座は試験対策のプロですから、合格させる事に関しては自学自習とは比べ物にならないほど優秀です。
このカラクリが「日本FP協会」の合格率を底上げしている要因の1つとなっています。まあ、なんともしっかりしたビジネスモデルですね。
日本FP協会の合格率にムラがない理由
理由はもうお分かりだと思いますが一応記載しておきます。「金財」は自学による受験者の割合が多いため、セオリーにない問題が出題された場合に対応出来ず、ガクッと合格率が下がる事があります。
「日本FP協会」の受験者は、資格講座の学習カリキュラムを終えた方が多いため、様々なケースの問題に触れています。よって、試験内容の難易度に左右されづらい実力を備えていると言えます。故に「日本FP協会」の合格率のグラフは、大きなムラがなく平均化された形になっていると言えます。
このような実情を知っている受講者が増えれば増える程「日本FP協会」で受験する人は、今後緩やかに増加していくと考えます。まあ、対策が豊富な団体とそうではない団体どちらで受験するか?と言えば当然前者に傾くわけですね。
もちろん独学でも十分合格は可能と考えますが、FPの場合は実技試験では事例形式の問題が出題されますから、出題事例の傾向を見誤ったり、あるいは見たこともないケースに遭遇してしまった場合は、大外れして合格率はガクッと落ちてしまいます。
こういったリスクを極力低くする意味で、資格講座は傾向と対策の専門家であり、特に「日本FP協会」から認定されている資格学校(資格講座)での学習カリキュラムを終えた方は、安定した合格率を担保しやすいと考えます。
AFP認定研修対応の資格講座をお探しの方は、お得に受講できるかもしれませんので、以下の記事をチェックして見てくださいね、
FP合格率の推移まとめ
皆様大変お疲れ様でした、これから闘う相手の事が少しは見えたでしょうか?敵を知らずに闘うのは敗北と同義ですから「勝てそう・厳しいなあ」という感覚を持っているのはとても大切な事です。
合格のしやすさ・傾向等をFPらしく統計化して分析してみました。FPの実際の現場でもお金を見える化する作業は行いますが、ツールを使って作業を簡単化したりしています(当然、皆さん大嫌い?なEXCELなんかも使いますので、パソコンのスキルは必須といっても良いです)。
資格の学習とは自分に磨きを掛ける事も去ることながら、今まで自分が仕事で培ってきた経験を体系づけて棚おろし(整理)する作業でもあります。サボっていた人、いい加減に過ごしてきた人は当然時間がかかりますし、中々整理が進みません。
逆に仕事を真面目に・地道に努力してきた人は棚卸しにそれほど時間もかかりませんし、合格率も上がると言えます。「○○%の合格率」と統計上は出ていても、人によって確率は大きく変わるという事を肝に銘じておきましょう。
たとえ金融機関やFPに縁が全くない方でも、3級・2級であれば一発合格が十分に可能ですから、真面目に日々地道な学習を心がけましょう。